医療画像の進歩(2016年1月掲載)

名古屋市立東部医療センターでは、千種ホームニュースに「紙上市民健康講座」を連載しています。
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医療画像の進歩

 最近の医療画像の技術はすさまじく進歩しています。膨大な情報を正確に読み解くことは、質の高い医療の提供に直結しているため、画像診断専門医の存在が不可欠となっています。

 当院では、画像診断専門医と診療放射線技師・看護師などの医療チームで画像検査を適切に施行し、撮影した画像を画像診断専門医がすみやかに読影します。そしてすべての画像と読影レポートは、院内ネットワークを通じて各科の外来・病棟の電子カルテ端末から閲覧できるようになっています。

 近年導入されたSPECTと呼ばれる診療装置では、放射性同位元素を使用して、中枢神経、循環器、呼吸器、骨などの機能や質、活動性等の診断を安全かつ簡便に行うことができます。また画像診断の分野でも、コンピューター技術の進歩によって膨大なデータを解析する技術が導入され、実際の診療に使用できる段階に達しています。

 最近では認知症への関心が高まっていますが、アルツハイマー型認知症をはじめとした様々な病気の診断にも、こうした画像技術や解析技術が役立てられるようになっています。

名古屋市立東部医療センター
第一放射線科部長
丹羽 正光

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