乳がん検診の勧め(2015年10月掲載)

名古屋市立東部医療センターでは、千種ホームニュースに「紙上市民健康講座」を連載しています。
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乳がん検診の勧め

 近年乳がん患者は増加し、日本人女性の16人に1人が乳がんになると言われます。女性の癌で一番多いのが乳がんです。しかし乳がんは早期のうちに治療をすれば、その後良くなる可能性が高いがんなのです。

 乳がんは、自分で乳房のしこりに気づくことで発見できる可能性の高いがんです。『自己乳がん検診』は自分自身で自分の乳房を診察することです。おすすめの方法は、入浴時にからだを洗うときにタオルを使わずに『素手で乳房を丁寧に洗う』ことです。この方法は入浴時に行えますので日ごとに乳房の診察に慣れてきます。

 乳房にしこりがある、乳首にただれがある、今までと違う感じだなと思ったら、乳腺外科、乳腺科、外科あるいは婦人科を受診して下さい。かかりつけ医に相談なさっても結構です。

 『自己乳がん検診』で乳房に異常がない人は『乳がん検診』を受けてください。40歳以上の女性は2年に1回、視触診とマンモグラフィ撮影での検診を受けることをお勧めします。特殊な乳がんやごく小さな乳がんを見つけることができます。

 近年では『乳がん検診』で乳がんの早期発見でき、乳房を失わずに治療できる患者が増加しています。

名古屋市立東部医療センター
乳腺・内分泌外科部長
羽藤 誠記

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