歯科と骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のお薬(2015年7月掲載)

名古屋市立東部医療センターでは、千種ホームニュースに「紙上市民健康講座」を連載しています。
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歯科と骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のお薬

 骨粗鬆症への関心が高まり、お薬を服用される方が増えています。そのなかでも近年開発されたビスホスホネート系の薬剤(以後BP剤)は、その標準処方となっています。
 このBP剤服用中に、抜歯などの歯科処置、歯周病、口腔内の不衛生などの条件が重なった場合、あごの骨に炎症が生じ、顎骨(がっこつ)壊死(えし)(あごの骨が腐ってしまうこと)がみられることがあります。
 従って、歯科受診時には「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬を服用中」と必ず申し出ていただき、定期的に歯ぐきの状態のチェックを受け、ブラッシング指導、歯石の除去などを受けておくことが大切です。
 骨粗鬆症の治療は長期にわたり続くうえ、顎骨壊死は一度発症すると完全に治癒するのは困難で、日頃の予防が極めて大切です。
 BP剤による治療を受けていて、「抜歯後の痛みがなかなか治まらない」、「歯ぐきに白色あるいは灰色の硬いものが出てきた」、「あごが腫れてきた」、「下くちびるがしびれた感じがする」、「歯がぐらついてきて自然に抜けた」などの症状がみられた場合には、放置せずご相談いただけたらと思います。

名古屋市立東部医療センター
歯科部長
 則武 正基

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