最近の尿路結石治療(2015年2月掲載)

名古屋市立東部医療センターでは、千種ホームニュースに「紙上市民健康講座」を連載しています。
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最近の尿路結石治療

食事内容の変化などにともない腎・尿管結石が増加しています。結石が移動すると血尿や鈍痛を生じ、徐々に背中からお腹に回り込む激痛を起こします。自然に排出することも多いですが、大きな結石では疼痛発作を繰り返すこともあります。他の内臓疾患との区別がつけにくい場合もありますので、遠慮せず救急外来の受診をお勧めします。
初期治療は痛み止めが中心です。発熱がある場合などには抗生剤を投与します。病状改善なければ入院していただき、経過によって尿管から腎臓に管を挿入するなど泌尿器科的処置を行うことが必要です。
無症状の結石でも機能が徐々に悪化する危険性があります。結石が動いた時には疼痛や熱発を起こす危険性があります。最近では、体外衝撃波結石破砕やレーザーを併用した内視鏡的尿路結石破砕など治療方法も多彩になって来ています。無症状の方でも一度受診いただき、ご相談いただけたらと思います。


名古屋市立東部医療センター
第一泌尿器科部長
丸山 哲史

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