大腿骨頸部骨折(2015年1月掲載)

名古屋市立東部医療センターでは、千種ホームニュースに「紙上市民健康講座」を連載しています。
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大腿骨頸部骨折

当院の整形外科では関節、背骨の病気や外傷(けが)に対する治療を主に行っています。
地域の先生方からのご紹介をうけて、手術的治療を主に行っていますが、内訳では、骨折などの外傷が多く、年間500件前後の外傷手術を行っています。骨折の部位では、圧倒的に大腿骨頸部骨折(あしのつけねの骨折)の手術が多く、年間200件程度あります。
患者さんの年齢では、70歳以上のご高齢の患者さんが圧倒的に多く、原因は転倒によるものがほとんどです。
高齢者では、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といって、骨がもろくなることが大きな原因と考えられています。
大腿骨頸部骨折をおこすと、歩行困難になりますが、ほとんどの患者さんでは手術治療とリハビリにより、受傷前に近い状態での歩行が可能になります。
当院では平成27年3月末に新外来救急棟がオープンし、手術室が拡張されます。これにより、患者さんの手術をなるべくお待たせしないように進めていく予定です。
しかし患者さんにとっては、手術を受けるような骨折を起こさないことが大切ですので、特に高齢者の皆様におかれましては、普段からの栄養管理とともに、体操や散歩などの軽い運動を継続されることにより、骨折を予防していただきたいと切に願っています。

名古屋市立東部医療センター
外傷センター長(第一整形外科部長)
吉田 行雄

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