たばこと病気(2014年11月掲載)

名古屋市立東部医療センターでは、千種ホームニュースに「紙上市民健康講座」を連載しています。
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たばこと病気

「たばこ」と病気というと、多くの方が「肺がん」を思い浮かべられることと思います。
しかし、たばこを吸うことにより、なりやすくなる癌は、肺がんだけではありません。
喉頭がん、食道がん、胃がん、膵がん、腎がん、膀胱がん、子宮頚がんなど、全身の癌の危険性が増すといわれています。
そのほか脳卒中、心筋梗塞などにもなりやすくなります。
肺の病気では、肺気腫といって肺が少しずつ破壊されて、すかすかになってしまう病気の原因になります。
一度壊れた肺は、禁煙しても元に戻りませんが、進行は抑えられます。
たばこをやめないと病気はどんどん進行し、ひどくなれば着替えをするにも息が切れるような状態になります。
たばこを吸われる方は是非すぐに禁煙してください。
たばこを吸う、または吸っていた方は、肺気腫になっていないか、お近くの医療機関で相談いただくのがよいと思います。
特に息切れのある方は、年齢のせいと決めつけずに調べられることをお勧めします。

名古屋市立東部医療センター
呼吸器内科部長
前田 浩義

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