第20回「心臓のカテーテル治療」

名古屋市立東部医療センター 市民健康講座

心臓のカテーテル治療

開催日:平成18年5月18日(木曜日)
演者:第一内科 副部長 佐野宏明

心臓のイラスト名古屋市立東部医療センター東市民病院循環器内科では、このたび心臓用血管撮影装置が更新され、現在最新のフィリップス社フラットパネル方式デジタルシネアンジオ装置 Allura Xper FD10 (biplain) が導入されました。従来からの診断的心臓カテーテル検査に加えて、カテーテルインターベンション治療(冠動脈形成術またはPCI)も積極的に行っています。不安定狭心症や急性心筋梗塞などの緊急治療も行っています。

虚血性心疾患の治療において、カテーテルインターベンション治療は1977年にグルンツィッヒにより導入されて以来、現在広く普及しています。カテーテルインターベンション治療には、風船療法と呼ばれる「バルーン療法」と、金属製の網目状の筒(ステント)をカテーテルで血管内に埋め込む「ステント療法」があります。

カテーテルを使用すると、身体にほとんど傷を残すことなく、精密な心臓血管検査や狭心症・心筋梗塞などの治療ができるのが特色です。また虚血性心疾患の治療においては、カテーテルインターベンション治療だけではなく、その後の危険因子(喫煙、高血圧、高脂血症、糖尿病など)の長期にわたる厳重なコントロールと内服治療も大切です。

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